引越しのごくらし便

引っ越しにおいて時間的にも労力的にも大変なのが引っ越し先に持っていく荷物の梱包であり、基本的に引っ越し業者様との取り決めでは「引っ越し当日までに梱包は終わらせる事」が前提の約束事です。そのため、もしも引っ越しに必要な荷物の梱包や片付けが間に合わなかったりすると引っ越しができない事もあります。

コラム

引越しの片付けが間に合わないとどうなるのか?実は恐ろしい事になるかも!?

投稿日:2017年4月10日 更新日:

引っ越しにおいて本当に大事なのは「片付け」

引っ越しにおいてやるべき事は多く、引っ越し業者様との打ち合わせを始めとして役所への届出、水・電気・ガスを含むサービスなどの契約を変更・解約、ご近所さんや賃貸ならば大家さんへの挨拶もありますので大変です。その中でも一番労力が必要になってしまうのが引っ越しの片付けと荷作りです。

引越しの片付けが間に合わないとどうなるのか?実は恐ろしい事になるかも!?

単身の方であれば必要最低限の作業で終わるのであっという間に終わる事もありますが、家族引っ越しの場合は自分だけでなく家族全員の荷物を片付け、梱包、他にも引越し先に持っていかない不用品の処分をしなければなりませんので時間的にも労力的にも大変です。

そのため、家族引っ越しの際は家族全員が一丸となって引っ越し前の片付けを協力して行わなければなりません。しかし、実はこの一番大変な片付けと荷作りが引っ越しにおいては一番重要であり、引っ越しの日に荷物を片付けていないと実は大変な事になるのです。

引っ越しにおける「片付け」ができなかった場合…

引っ越しにおいて片付けや荷作りが引っ越し当日までにできていない場合を考えた事はあるでしょうか。基本的に引っ越し日までに梱包を済ませている方がほとんどではありますが、何らかのトラブルで手が尽かない状態になってしまって引っ越し日までに片付けや荷作りができきなかったという可能性もあります。

引っ越し前のトラブルとしては誰かが入院してしまったりする事が挙げられますが、そのような事があった場合はまず引っ越しを一旦キャンセルする事も検討して良いでしょう。ですが、それでも引っ越しする場合、片付けや荷造りを完了させていないといけません。

しかし、トラブルのために引っ越し前の準備が中々できず、前日から夜通しで片付けや荷物の梱包をしたとしても、引っ越し当日になってまだ一部に荷物が梱包できていない、不用品も片付けていないという状態になってしまうと実は引っ越しができなくなってしまいます。

引っ越しの片付けと「標準引越運送約款」の関係

実際にはきちんと引っ越しするための片付けができている方のほうが多く、あまり意識しない事ではありますが引っ越しするための片付けや荷作りといった作業ができていないと「引っ越しができない可能性」があるのはご存知でしたでしょうか?

実は大抵の引っ越し業者様との契約時における「標準引越運送約款」に目を通す方は少なく、見るとしても流し読みする程度の方がほとんどです。この難しいイメージがする「標準引越運送約款」というのは国土交通省が告知しているものであり、簡単に言えばお金を貰って荷物をトラックなどで運ぶ引っ越し業者様と、引っ越しを依頼する我々消費者の側でトラブルが起きないように決められたルールです。

なので、「標準引越運送約款」は決して引っ越し業者様が一方的に有利となるために決めた独自ルールではありませんが、この「標準引越運送約款」と引っ越しの片付けができていない事がどんな関係があるのでしょうか。

「標準引越運送約款」の絶対ルール!「荷造りの不完全」について

引っ越しするための片付けや荷作りといった作業ができていない場合、引っ越しができない可能性があるという根拠は「標準引越運送約款」の「荷造りの不完全」にあります。

通常、引っ越し業者様が梱包を手伝ってくれるプランやサービスを利用していない場合、引っ越しをする消費者のほうが引っ越しをするための片付けと荷作りをするのが当たり前です。

これは引っ越し業者様と引っ越しをする消費者の約束ですので、「約束を守れなかったらどうなるのか?」と言えば引っ越し業者様としては片付けも梱包もできてない状態の荷物を運ぶのは荷物の状態を保証できないので、引っ越し作業の中止、つまりは引っ越しのお手伝いはできませんと拒否する事ができます。

引っ越しをするための片付けと荷作りができていないのは消費者の責任

「お金も払っているのに梱包や片付けができてないだけで引っ越しのお手伝いが土壇場でできないなんておかしい!詐欺だ!」と仰られても悪いのは当日までに荷造りや片付けができていない消費者側なのです。

引っ越し業者様が片付けや荷造りを手伝ってくれるはずのサービスを利用しない場合、「小さな荷造りはこちらで行う、引っ越し業者様は引っ越し当日に大きな荷物の梱包と運び出しをする」のが基本的な引っ越し業者様との契約の範囲です。

つまり、消費者側がコスト削減のために「引っ越しの片付けと小さな荷物はこっちで荷造りをする」と決めていたのにも関わらず、引っ越し当日に何の連絡も引っ越し業者様にせず、「できていなかった…」というのは言い訳にはなりません。そのため、引っ越し業者様からすれば「標準引越運送約款」の「荷造りの不完全」に基づき、引っ越し作業を中止する事ができるのです。

なお、「片付けや荷造りが間に合わない!」という理由で荷物を「ゴミ袋にとりあえず入れた」も「荷造りの不完全」に該当しますので、必ず引っ越し業者様から渡されたダンボールなどで荷造りをしてください。

追加料金で手伝ってくれるかもしれない?

「標準引越運送約款」の「荷造りの不完全」に基づき、引っ越しの作業を中止させられては引っ越しができません。しかし、引っ越しをするための片付けと荷造りがやむを得ないでき事でできなかった背景が消費者側にもあった可能性から、引っ越し業者様もそこまでシビアではありません。

なので大抵の場合は追加料金を支払うことで引っ越し業者様に片付けと荷造りのお手伝いをお願いする事ができるのです。ただし、追加料金は値引き交渉ができませんし、何よりも追加料金を払う事となると余計な出費が発生します。当然、引っ越し現場の空気も悪くなり、手伝ってくれるとは言え引っ越し業者様側も予定していない作業を手伝う事になるので気まずくなります。

せっかく引っ越しの思い出が気まずい物にならないように、引っ越しの片付けと荷造りは引っ越しをする当日までに完了しておきましょう。注意点として繁忙期だと他のお客様の引っ越しに影響してしまいますので、追加料金も高額だったり、そのまま本当に中止して帰ってしまう事がありますのでご注意ください。

引っ越しをするための片付けや荷造りができていないと「引っ越し作業を中止・拒否する」という行動が引っ越し業者様にはできるのです。繁忙期でなければ追加料金を払う事でお手伝いをお願いできますが、やはり気分の良い物ではありません。

引っ越し当日までに片付けは終わらせる事が大前提ですが、もしも引っ越し中にトラブルがあって片付け・荷造り所ではない事態になった時はすみやかに引っ越し業者様へ連絡し、場合によってはキャンセル、または前日・当日に引っ越し業者様へお手伝いを依頼するサービスに切り替えるのも選択肢となるでしょう。

以上、引越しの片付けが間に合わないとどうなるのか?実は恐ろしい事になるかも…でした。

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