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人によってはこれから新しい大学であったり、社会人として働きに出て行く事となりますがその際に一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか?確かに大学や勤め先となる会社に実家から通える範囲であればいいのですが、片道で1時間以上かかるようなのであれば近くに引っ越ししたほうが良いでしょう。
そして一人暮らしの引っ越しの際に選ぶ事が多い賃貸物件のアパートですが、これから一人暮らしなどを始める方はアパート選びの基準として立地条件やアパートの家賃などが一番気になるかもしれません。
しかし、同時に防犯にも目を向けて見る事は重要です。特に引っ越しが多い時期になると狙ったかのように引っ越し直後の部屋に空き巣が入ったり、不審者による嫌なでき事が発生しやすい時期でもあります。
これからアパートでの暮らしで不安や期待が高まっている中でそのような犯罪に巻き込まれたりすると、せっかくの引っ越し先のアパートなのに嫌な思い出ができてしまって住み続けることができなくなってしまいます。
防犯性も意識した引っ越し先のアパートで安心できる生活を過ごす
一人暮らしを始める方やこれから学校・企業などで活躍していく人達にとって、引っ越し先として選ぶ事が多いのが賃貸物件のアパートです。アパートも様々で学生向けのアパートであったり、単身者向けのアパートもありますのでこれから一人暮らしを始める方にとっては選びやすい引っ越し先とも言えるでしょう。
しかし、アパート選びをする際に立地条件や家賃に関しては意識していても、防犯性について意識する方はやや少ないです。アパートの防犯性が低い、アパート周辺の治安が悪い事は犯罪をする人間にとって好都合な場所であった事を後で知っても安心して暮らす事ができません。
そのため、防犯性の高いアパートを探すためには不動産情報などからオプションサービスに「防犯カメラ付き」「オートロック」といった防犯サービスのあるアパートを探す事を意識してみましょう。
また、アパート周辺の情報収集も欠かしてはなりませんので、これからの新居に関する情報収集を怠らないようにしましょう。
引っ越し先のアパート周辺で考える防犯性
引っ越し先のアパート周辺で考える事の筆頭としてよく挙がるのが「駅に近い」「飲食店が多い」「大きなショッピングモールもある」という部分がよく引っ越し条件としてよく選ばれております。しかし、防犯性まで意識して見ている方は少なく、アパート周辺を少し見て回るという事をしている方も少ないのではないでしょうか。アパート周辺を歩いてみれば治安の状態もよくわかりますので、引っ越し先のアパートだけを見るのではなく、周囲の状況もしっかりとチェックしましょう。
まず、アパート周囲の状況として見るべき点は立地についてです。例えば近くを歩いているとラクガキが目立つ、人気の無いところが多い場合は学校や仕事終わりでアパートに帰ってくる途中で不安になります。また、違法駐車なども多い場合、これは警察の目があまり行き届いていないため不審者にとっても好都合な状況と言えるのです。
利用する駅からアパートまでの道を歩き、気になる点がないかしっかりと確認していく事も重要です。引っ越し先のアパート選びで考える事として、周囲の治安状況や立地も重要な見るべき点です。
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引っ越し先のアパートでチェックする防犯性
アパート周辺を調べてみても治安は悪くなさそう、であってもアパート自体の防犯性が低いと空き巣や不審者にとっては好都合な侵入先となるのです。そのため、アパートの見た目や家賃だけを見るのではなく防犯性についても意識しましょう。
アパートの防犯性を調べるには以下のような部分を意識して見る事をオススメします。
アパートの住人はどんな方が多いか?
まず引っ越し先のアパートに前から住んでいる住人がどんな傾向にあるかも調べてみましょう。例えば家族で住んでいる方が多い場合、コミュニティも形成されているので周囲の目が多くなります。
近隣との付き合いが強いほど空き巣や不審者もそのようなアパートを狙にくくなりますので、引っ越し先のアパートとしては安心できるでしょう。
逆に単身者しかいないアパートであると住人同士の付き合いが希薄である事が多く、出入りも激しいので「いつの間にか隣の住民が引っ越ししていたという事もあります。
このようなご近所さん同士の付き合いが希薄なアパートでは、お互いに「お隣さんの顔はよく知らない」という事も珍しくはありません。このようにアパートに住んでいる方の傾向を調べるのも重要な点と言えますので、引っ越し先のアパートに住んでいる住人の傾向も確認しましょう。
なお、家族で住んでいる方が多い場合は挨拶に伺って顔を覚えてもらったほうが良いので、引っ越しが完了次第アパートの大家さんや住人にはしっかりと挨拶をしましょう。
アパートの防犯設備について
引っ越し先のアパート選びをする際にアパートに防犯設備があるのはとても心強い事でしょう。最近のアパートは防犯設備として様々なオプションを導入している所がありますので、防犯性が高い事を売りにして入居者を集めようとするアパート経営者の方もいらっしゃるのです。アパートに取り付けられる防犯設備としては以下のような設備があります。
防犯カメラ
防犯設備の定番であり最強の犯罪抑止力を持つ設備です。最近ではアパートでも少ないコストで簡単に取り付け可能な小規模な防犯カメラも普及してきている事から、導入されているアパートも増えてきております。
人感センサー付きライト
夜中に人の気配がすると自動的にライトが点灯して周りを明るく照らしてくれる照明防犯設備ですので、不審者などが嫌う光源を作り出します。
防犯窓
進入路としてよく利用されてしまう窓ですが、開けにくい防犯窓であればアパートにオプションとしてあるととても心強いでしょう。
他にも様々な防犯設備がありますが、このように空き巣や不審者にとって厄介な防犯設備があるアパートは狙いたくはありませんので、引っ越し先のアパートとしてはとても心強さを感じる事でしょう。
自分から防犯対策をする時の注意点
アパートが防犯カメラといったオプションを付けているからといって安心しきってはいけません。やはり、住人も自分の身を守るために防犯対策をしておいたほうがいいでしょう。その際の注意点として防犯のためにアパートの部屋に何かを設置したりする場合、時にはアパートの大家さんやオーナーに許可を取らなければならない物もあります。
もしその防犯グッズが原因で部屋に傷が付いたりすると、アパートを引っ越しする時に原状回復の費用としてつけてしまった傷の分を修繕費として引かれてしまうことがあります。そのため、防犯グッズを使う時にアパートの部屋で何か貼り付けたり設置するタイプの物を使って良いか確認をしましょう。もしくは部屋で何かをする必要のない防犯グッズを探すのも有効です。
引っ越し先としてよく選ばれるアパートですが、近年犯罪の手口も巧妙化、高度化してきており、空き巣や不審者による犯罪がいつ身に起きるかわかりません。そのため、防犯設備の整ったアパートであるかどうかだけでなく、アパート周辺のリサーチも引越し先のアパートを決める上でとても重要な事です。