目次
大きな家具も積み込む忙しい引越しスタッフたち
引っ越しをする時というのは大きな家具や電化製品、その他の荷物を持っていく場合があると、個人だけで引っ越しの荷物を運ぶのは難しいため、引っ越しのお手伝いを依頼をするのが引っ越し業者様です。
引っ越し業者様であれば大きな家具も積み込めるトラックもあり、それらの大きな荷物を運び出ししてくれる引っ越しスタッフ、そして荷物を運び出す時に壁や床を傷つけない養生もしてくれますので、引っ越しの際には大きな助けとなってくれます。
しかし、引っ越し業者様に依頼する場合は引っ越しの荷物や距離、人件費やオプションサービスが引っ越し内容によって変わりますので、見積もりを必ず取らなければ金額が出ません。そのため、引っ越し業者様には見積もりを取ってからその金額に納得できれば契約となります。
この見積もりについては人によって引っ越し内容が異なる事から相場を知る事が難しいのですが、今では引っ越し見積もりの一括査定サイトなどができております。そのため、複数の引っ越し業者様にお見積もりを取りやすくなり、自分の引っ越しにおける相場もわかりやすくなりました。
お断りの電話で増えているしつこい引越し営業とは
引っ越し業者様にお見積もり依頼をした場合には「訪問見積もり」という荷物の量などを引っ越し業者様の営業マンの方が算出のために訪問する事になります。実際に運んで欲しい荷物やヒアリングを行い、その上で詳細な見積もりを出してもらう流れが一般的です。
複数の業者様に依頼した場合であれば、一番納得できるお見積もり金額だった引っ越し業者様1社だけと契約する事になりますので、自然と他の引っ越し業者様にはお断りをする事となります。お断りが申し訳なく感じるかもしれませんが、お客様からすれば何万~何十万円という出費にもなる事があるため、納得できる見積もりを出してくれた引っ越し業者様と契約するのは当然です。
しかし、お断りのお電話を入れた時に「かしこまりました」とすぐに終わってくれれば良いのですが、最近ではしつこい営業によるトラブルも増えております。
キャンセルや契約割引などしてないのにしつこい営業トークが続く
「お断りのお電話はそもそも必要?」という点に関しては義務ではありませんし必須でもありません。ですが、訪問見積もりなどをする時点である程度は引っ越し業者様も手間と人件費を使う事になりますので、他の引越し業者様が訪問する前にキャンセルを伝えるのも契約が決まった時にすぐ伝えたほうが良いでしょう。
しかし、一方でお断りのお電話をした所何十分もトークが続いてしまったという経験をされている方もいらっしゃいます。引っ越し業者様によっては人件費や手間も使っている、何十万円というお仕事なので簡単にキャンセルをされるわけにはいかないのです。
また、引っ越し業者様の会社方針によっては「なんとしてでも契約を取れ!」といった強硬な姿勢の所もあり、お断りのお電話をしたら「なぜキャンセルをするのか?」「こちらと契約するなら割引しますので!」としつこい営業トークを聞かされる事もあります。
訪問による見積もりを上手にお断りするには?
複数の引っ越し業者様に見積もりを依頼すると、キャンセル時にお断りさせてもらえない事も多く、何とかして訪問見積もりや契約をしようと強引に契約を迫る引っ越し業者様もいます。そもそも引っ越しの準備中で忙しいのに何十分も営業トークを聞かされるのはたまったものではありません。そこで、引っ越し見積もりを上手にお断りする決定的な一言が「引っ越しをキャンセルする事にした。そのため、訪問見積もりもお断りします。」というワードです。
引っ越し自体がキャンセルという話になってしまったのであれば、引っ越し業者様も訪問見積もりをする必要性がなくなりますので、「かしこまりました」と言わざるを得ません。嘘を付くようで心苦しいかもしれないですが、半端な答えをするほうがかえって営業トークに付き合わされかねません。「引っ越しの話は消えた。取りやめになった。」と伝えたほうがしっかりとお断りする事ができるのです。
引越し業者に対するダメなお断り方
他のお断り方法についてですがおすすめな方法はあまりありません。NG気味なお断り方法としては、正直に「他の引っ越し業者様に決まった」と言えばまだ訪問見積もりすらしていない引っ越し業者様から見れば面白い話ではありません。何としても契約を取るためには「割引します!」「サービスあります!」といった営業トークに持ち込まれかねません。
また、ウソで「引っ越しを延期する・考え直す」と伝えると「延期はいつ頃からですか?また連絡させていただければと思います」としつこく聞いてくる可能性がありますのでこちらもNGです。
やはりしっかりとお断りする場合は「こっちと契約してもらえる可能性が残っている」と相手に思わせないようにしなければなりませんので「引っ越し自体がキャンセルになった、中止する事になってしまった」と伝えたほうが良いでしょう。
複数の引っ越し業者様に見積もり依頼を出すことが増えてきておりますが、一方でしつこい営業トラブルも増えております。訪問見積もりを断る場合は「高い出費がある以上は決めるのはこっちなんだ」と強く意思を持ち、しっかりとお断りの意思を伝えましょう。
また、どうしてもしつこい営業の場合は途中で切ったり、着信拒否にするのも良いのですが、あまりにもしつこすぎて悪質な場合は消費者センターに電話相談をしましょう。