目次
一人暮らしを始めるキッカケは人によって様々であり、大学に通うため、もしくは田舎から都会へ出て会社に勤めたりする際に一人暮らしをする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、家族で引っ越しをする場合であれば誰かに任せっきりな状態でも良いかもしれませんが、一人暮らしを始めるのであれば引っ越しの手続きも全て自分で行うべきです。
ですが、「一人暮らしを始める場合の引っ越しでやることは何か?」と迷われる方もいらっしゃるかと思います。引っ越し業者様に見積もりを取ったり、役所で手続きをしたりとやることは沢山ありますので、今回は一人暮らしを始める際にやることについてご紹介していきます。
なお、引っ越し内容よっては一部の作業が必要ない方もいらっしゃるかもしれません。また、既に引越し先の住まいは決まっているのが前提として内容に目を通してください。
引っ越し業者様との打ち合わせ
持って行く荷物の量が自家用車などで自力で運んでいける量だったり、会社の社員寮に備え付けの家電があったりする場合など身一つでいける場合は引っ越し業者様のご協力は必要ないかもしれません。しかし、一人暮らしの引っ越しでも持っていく荷物はそれなりに多い事があり、家に車などがない場合は引っ越し業者様に依頼をする事もあるでしょう。家族引っ越しであれば引っ越し業者様に見積もりを取るのが一般的ですが、単身の引っ越しの場合は「単身パック」のサービスを利用しても良いでしょう。単身パックは一人で引っ越しをする方向けのサービスであり、料金も家族引っ越しと比べると遥かに安く、一般的な引っ越しと違って利用金額もハッキリしているので、一人暮らしを始める方へオススメのサービスです。単身パックの内容は業者様によって異なりますので、持って行く荷物量に合った単身パックのサービスを展開する引っ越し業者様を探してみましょう。
引っ越し先に持っていく荷物、引っ越し先で揃える荷物を決める
引っ越し業者様が決まったら、次に引っ越し先に持って行く荷物を決めましょう。一人暮らしなので衣服などは定番ではありますが、その他の物は引っ越し先で揃えるのも良いでしょう。例えば、クローゼットやベッドまで持っていくとなると一人暮らしの部屋には大きすぎてスペースが取られてしまいますし、持って行く荷物が多いと引っ越しの費用も増えてしまいます。また、家具や家電製品は実家の家族が持っていかれると困るかもしれませんので、引っ越し先で新しく買い揃えるのが良いかもしれません。ただし、引っ越し先で生活に必要な家具や家電をあれもこれも、と買い揃えれば何十万円と言う出費になります。さらに買った後で「これはいらなかったな…」と気付く事も多く、不要な物を買ってしまうと無駄な出費になります。ただでさえ部屋を借りる費用や引っ越し業者様に払う費用もありますので、引越し先に持っていく荷物と揃える予定の家具・家電・その他の品々は前もって決めておきましょう。
ついでに不要な物も処分
普段から中々捨てられないものも多くありますが、一人暮らしを始めるにあたって不要な物をついでに捨ててしまいましょう。一人暮らしを始める人であれば実家の家族に頼んで自治体のゴミ捨ての日に捨ててもらう事も可能ですので、引っ越し前に急いでゴミを処分する心配がありません。ただし、不用品を処分する場合、物によっては処分費がかかる事があります。処分費用がかかる不用品は前もって確認をしておかないと家族が処分費用を払う事となってしまいますので注意しましょう。
引っ越しが完了したら役所に届出をして住民票を異動する
引っ越しが完了したら14日以内に転居、または転入届をださなければなりません。ちなみに転入届を出す時は引っ越し元となる役所で転出届を出し、転出証明書を貰っていないと転入届を出せませんのでご注意ください。この転居・転入届を出さないと過料(軽い罰金)になってしまいますので、引っ越しが完了したらすぐに役所へ提出に向かいましょう。ただし、以下のように住民票を異動させなくても良いケースもありますので、必要に応じて異動させないのも選択肢となります。
生活の拠点が変わらない場合
一人暮らしや単身赴任でも夏休みや連休には実家に戻っている場合は生活拠点が変わらないので異動する必要性がありません。ただし、大学卒業後に実家に戻らず、就職する場合は生活拠点が実家にあるままには出来ないのでご注意ください。
引っ越し先に住む期間が1年未満
単身赴任二ヵ月程度であれば住民票を異動させる必要性がありません。ただし、延長で一年以上になる場合は異動させる必要があります。
なお、上記以外の一人暮らしをする引っ越しでは住民票を異動させる必要があります。特に会社に勤める場合は住民税などの手続きのため、住民票記載事項証明書(住民票の一部情報を伏せ、必要な住所項目等しか記載されていない書類)を提出するように言われる事があります。この時に住民票記載事項証明書と住んでいる所が違っていると会社の方も必要な手続きができずに困惑してしまいますので、すみやかに住民票を異動させましょう。
引っ越しで一人暮らしを始める際にやることとして、後は人によりますが他にはインターネットの契約、ガス開栓の立会い、他にも利用しているサービスがある場合はそれらのお届け先などの住所変更、新居の掃除、新居の大家さんやご近所さんへの挨拶、運転免許と車などを所有しているなら車庫証明の住所変更があります。抜かりなく引っ越しでやることを進め、スムーズな一人暮らしを始めましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Uat098_9zho